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愛を読むひと
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昨日の映画は、長女と二人で行きました。
長女、タイミングよく帰って来たので、誘ってしまった。

どうしても映画の前に原作を読みたかった作品で、
原作「朗読者」、読み終えて、、、
少し難解な作品だったので、映画は?と思っていたのです。
後書きにも、最低2回は読んでくださいって書いてあった。(^_^;)

原作の方は、主人公のマイケルからみた語りのみでしたが、
映画の方は、ハンナとマイケルの両方の心情がよく伝わってきて、原作よりより解りやすかったと思います。

テーマは重くて、、、
戦後のドイツ。
15歳の少年が、出会った女性ハンナと深い関係になるが、
突然ハンナが姿を消す。
法学生となった少年が、ゼミで参加した裁判でハンナをみつける。
それはホロコーストの看守達の罪を問う裁判。
そして、裁判の中でそのハンナが罪を認める理由に一人気づく。
が、、、


長女は、かなりへこんだ・・・と言ってました。(>_<)
無罪になるかならないかの瀬戸際なのに、何も出来ない主人公へたれだ!って。
映画だけを観ると、確かにへたれ~~って感じなんですけど、
それでも、十分にその感情は伝わってきました。
ハンナのケイト・ウィンスレットも、主人公の二人(レイフ・ファインズと若い頃を演じた新人デビッド・クロス)も、心情を表す演技がとても良かったです。

どうして?
これからどうなるの?
と、観た人・読んだ人に問いかける作品でした。
by yanagimama | 2009-06-25 07:19 | 映画・DVD
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