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ダニエル・キース「タッチ」
とても怖い作品でした。
完全な被害者の主人公夫婦が経験するあまりにも悲惨な現実。
夫の心理、妻の心理、
地域住民・親族達。
もうあれもこれも・・・・とここまで不幸になる?という感じでした。
涙なしには読めませんでした。

未知のものには本当に弱いですね。人間って。
いつ自分に降りかかるか分らない、現実にいつあってもおかしくない現代社会の中で私達は生きています。
どんなに気をつけても無駄です。
その時自分はどうするんだろう。。。。
考えさせられる作品でした。

子ども達にも読ませたい本のひとつですね。
「沈黙の春」みたいな。
by yanagimama | 2006-05-04 23:53 |
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